与論島観光にレンタカーは必要?島旅を快適にする移動手段ガイド

奄美群島の数ある島々のなかでも、美しい海や自然に囲まれた与論島は、年間を通して人気の観光地です。
本記事では、与論島の旅を快適にするためにレンタカーをおすすめする理由をご紹介します。
併せて、与論島にあるレンタカー会社やレンタカー以外の移動手段もご紹介するので、ぜひ与論島での時間を楽しむための参考にしてください。
与論島観光でレンタカーは必要か?

与論島は、島内の周囲が約23.7kmと比較的小さな島ですが、徒歩で観光スポットを巡ると時間がとてもかかるうえに、体への負担も大きいです。
そのため、効率よく観光を楽しむならレンタカーがおすすめです。
ある程度日数に余裕があるなら、レンタルバイクやレンタサイクルを利用してのんびり移動するのもよいでしょう。
しかし、レンタカーなら快適な空間のなかで、効率よく目的地を目指すことができます。
与論島観光でレンタカーが必要な理由

与論島での観光にレンタカーをおすすめする理由は、以下の3つです。
レンタカーが必要な理由を、掘り下げてご紹介します。
バスの本数が少ない
与論島には、南陸運バスという路線バスが運行しています。
北回りと南回りの2つの路線がありますが、1時間に1本の間隔のため、タイミングを逃すと長い時間待つことになります。
また、与論島へは飛行機かフェリーで向かいますが、空港と港にはバス停がありません。
そのため、島についてからすぐの移動も考慮すると、レンタカーの利用がおすすめです。
徒歩移動には限界がある
与論島は山がないため、一見すると平坦に感じますが、実際にはアップダウンがあります。
また、小さな島とはいえ、観光スポットを巡るルートによっては徒歩移動に時間がかかります。
徒歩で1日移動すると体も疲れてしまい、せっかくの観光も満喫することができないでしょう。
気象条件が急激に変わることがある
年間を通して温暖な気候が魅力の与論島ですが、季節によっては急激に起床条件が変化します。
特に、梅雨や台風シーズンは雨が降り続く日が多く、風も強く吹きやすいです。
観光中の急な気候の変化に巻き込まれないためにも、レンタカーでの移動をおすすめします。
与論島のレンタカー会社
与論島のさまざまな魅力を、効率よく楽しむためのレンタカー会社を6社ご紹介します。
ヨロンレンタカー(与論ホンダ販売)
与論ホンダ販売が運営するヨロンレンタカーは、車だけでなくレンタサイクルやレンタルバイクも行っています。
ヨロン空港から徒歩で約30分と近い場所にありますが、頼めば空港や港への無料送迎も対応してもらうことができます。
コロレンタカー
コロレンタカーは、空港や港への無料配車サービスをしているレンタカー会社です。
返却も空港・港でできるので、島へついたらすぐ車が使えるだけでなく、返却後もスムーズに岐路へ着くことができます。
南国レンタカー
南国レンタカーは、与論島の中心部にあるレンタカー会社です。
ヨロンレンタカー同様に空港・港への送迎があり、「ヨロン島ガイドブック」や「百合ヶ浜情報」も用意してもらうことができます。
また、島に住んでいるスタッフから、おすすめの観光スポットや人気のお店などローカル情報がもらえることも嬉しいサービスです。
与論島サンセットレンタカー
与論島サンセットレンタカーサンセットレンタカーは、与論空港から徒歩1分と、空港から1番近くにあるレンタカー会社です。
フェリーの発着所からも歩いて10分と、島についたらすぐ観光に出発することができます。
野口レンタカー
野口レンタカー(旧:与論レンタカー格安オートサービス)は、自動車整備会社が運営しているレンタカー会社のため、万が一観光中に車のトラブルがあっても安心です。
返却時は空港や港に乗り捨てができるため、時間ギリギリまで与論島を楽しむことができます。
ヨロンオーシャンレンタカー
ヨロンオーシャンレンタカーは、空港や港、宿泊先から営業所までの送迎があり、現金やクレジットカードのほか、スマホ決済などにも対応しています。
与論島でレンタカーがないと行きにくい場所
与論島には、人気の観光スポットが多くありますが、レンタカーがないと行きにくい場所もあります。
百合ヶ浜
百合ヶ浜は、大金久海岸の沖合い約1.5kmの場所に干潮時のみに出現する、自然の不思議を感じられるビーチです。
上陸するためには、大金久海岸からグラスボートやレジャーボート、シーカヤックでの移動になりますが、大金久海岸へは空港から車で15分前後、島の中心部からも10分前後かかります。
「百合ヶ浜上陸ツアー」の利用がおすすめ
寺崎海岸
寺崎海岸は「トゥマイ海岸」とも呼ばれ、多くの観光客に人気のビーチです。パワースポットとしても知られています。
(空港・港から車で約15分)
パラダイスビーチ
夕日の美しさが人気のパラダイスビーチは、空港や港から歩いてすぐの場所にあり、島についてすぐ行ったり、楽しかった与論島の最後の観光におすすめのビーチです。
空港や港からは近いですが、そこから他の観光地や宿泊先へ移動するには距離があるため、レンタカーの利用がおすすめです。
(空港・港から徒歩で約5分)
赤崎海岸・赤崎鍾乳洞
与論島の南東、空港や港の反対側に位置する赤崎海岸・赤崎鍾乳洞は、近くに与論民族村などもある、人気の観光エリアにあります。
どちらのスポットも、空港や港から車で約15分程度かかります。
(空港・港から車で約15分)
(空港・港から車で約15分)
・小人(小学生〜17歳まで) 500円
与論城跡・ヨロン島ザンクロスセンター
与論島を一望できる与論城跡、与論島の歴史や文化などを知ることができるサザンクロスセンターは、空港から車で約10分程度の場所にあります。
・子供(中学生以下) 500円
翔龍橋展望所・ヨロン駅
翔龍橋展望所は、与論空港から車で10分ほどの場所にある絶景スポットです。
眼下に広がる真っ青な海と珊瑚礁は、心を奪われるほどの美しさです。
ヨロン駅は、5mほどのレールに車輪が設置されたモニュメントです。
空港や港からは車で3分程と近場にありますが、パラダイスビーチ同様に、レンタカーを利用するとその後の移動も快適にできるのでおすすめです。
与論島観光におすすめのレンタカー以外の移動手段「トゥクトゥク」

与論島では、日本ではあまり馴染みのない「トゥクトゥク」という乗り物をレンタルすることもできます。
タイで三輪タクシーとして使われているトゥクトゥクは普通自動車免許で運転ができ、与論島で乗れば心地よい風とともに美しい風景を楽しむことができるでしょう。
「Emobi(えもび)」電動トゥクトゥクレンタカー 与論島 プリシアリゾートヨロン店
「プリシアリゾート」の施設内にあるEmobiは、電動トゥクトゥクをレンタルできるお店です。
排気ガスを出さない電動トゥクトゥクなら、環境にやさしい観光地巡りをすることができるでしょう。
与論島トゥクトゥクTOURS
亜熱帯植物園「ユンヌ楽園」の向いにある与論島トゥクトゥクTOURSでも、Emobiと同様に電動トゥクトゥクをレンタルすることができます。
まとめ|与論島のラグジュアリーな宿泊体験はAMADAで
「与論ブルー」と称される美しい海と豊かな自然に囲まれて、ゆっくりとラグジュアリーな時間を過ごすなら、ぜひAMADAをご利用ください。
数あるビーチのなかでもTOPクラスを誇る品覇海岸の目の前にあるAMADAは、villa(ヴィラ)内に20本に及ぶ厳選されたワインがあり、大きな壁をスクリーンに映画などを鑑賞しながら非日常的な時間を過ごすことができます。
また、完全プライベートなプールでは、昼には南国の輝く太陽を、夜は満点の美しい星空を楽しむことができます。
与論島の美しい観光スポットを巡り、南国ならではのラグジュアリーな宿泊体験をしてみたいという方は、ぜひAMADAをご利用ください。
【旅行の計画に】与論島の平均気温や天気、台風がくる時期を解説
大型連休や夏休みなどを利用して、近年SNSなどでも注目を集めている観光地「与論島」へ行ってみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、「せっかく行ったのに大雨や台風で楽しめなかった」、「天候の乱れで交通機関が乱れ、旅程が狂ってしまった」というリスクもあります。このような事態を防ぐために、本記事では与論島の平均気温や天候の特徴、台風が集中しやすい時期なども解説します。
与論島の気候の特徴

そもそも与論島とは、鹿児島県にある離島のひとつです。住所は鹿児島県ですが、実際には沖縄本島のほうが近い位置関係にあり、気候も本州と大きく異なり沖縄県に近いイメージです。
鹿児島県最南端に位置していることもあり、特に初夏は湿度が極めて高く、ジメジメとした気候が続きます。そのため、この季節になると島民にとって除湿機は欠かせない存在です。
また、夏から秋にかけては沖縄本島と同様に台風のルートとなることが多く、家屋に被害をもたらすことも少なくありません。
厳しい自然環境のなかでも、与論島に住む人々はたくましく生き、美しい自然を維持しながら多くの観光客を迎え入れてくれています。
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与論島の平均気温
過去20年間の統計データによると、与論島の年間平均気温は22.9℃となっています。東京都の平均気温15.8℃と比較しても、いかに温暖な気候であるかが分かります。
ちなみに、月ごとの平均気温は以下の通りです。
1月 |
16.8℃ |
2月 |
17.3℃ |
3月 |
18.3℃ |
4月 |
20.6℃ |
5月 |
23.3℃ |
6月 |
26.3℃ |
7月 |
28.7℃ |
8月 |
28.9℃ |
9月 |
27.8℃ |
10月 |
25.4℃ |
11月 |
22.2℃ |
12月 |
18.6℃ |
もっとも気温が下がるのが1月で、そこから徐々に温暖な気候に移り変わり、4月にはすでに20℃以上の平均気温となります。1日ごとの最低気温を見ても、1月で14.3℃が平均となっており、寒暖差は比較的小さい気候であることが分かります。
一方、梅雨が明ける7月から9月頃にかけては気温がさらに上がり、30℃を超える真夏日になる日が続きます。しかし、35℃を超える猛暑日になることは稀で、海からの風も吹いているため梅雨の時期に比べると快適に過ごせるでしょう。
地元の方の服装は、3月は頃から18度前後と温かくなるがが風が冷たく、半袖では肌寒いのでトレーナーや上着を着ています。また、5月頃からは25度前後と本格的に夏に差し掛かかり、日が昇っていると暑いので半袖の方がほとんど。薄手の長袖の人もいるようです。
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与論島に台風が来る時期
平均気温だけを見れば温暖で過ごしやすい気候に感じられますが、与論島では毎年のように大型台風が通過します。特に台風が来やすいのが7月、および9月・10月頃で、フェリーや飛行機などの運航に影響が出ることも少なくありません。
また、家屋が台風の被害に遭い、屋根や窓ガラスなどの補修が必要になることもあります。
ちなみに、与論島の平均降水量を見てみると、もっとも多いのが梅雨の時期の6月で266.3mm。台風シーズンである7月、9月、10月は、160〜190mm程度となっており、梅雨ほどではありませんが高い数値が見られます。
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与論島観光におすすめの時期
観光地として人気の高い与論島の魅力を、存分に満喫するためには観光に訪れる時期も十分考慮しなければなりません。おすすめの時期としては、比較的降水量が少ない3月から4月頃、そして梅雨が明けて台風のリスクも少ない8月頃が最適といえるでしょう。
これらの時期は観光客も多く訪れるため旅費が高くなる傾向にありますが、早い段階から予約をとっておけば割引なども受けられます。また、「ホテルが満室で宿泊先が見つからない」といったことも未然に防げるはずです。
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