【夏だけじゃない冬も!】与論島は11月・12月・1月でも楽しめる|気温や服装についても
綺麗な海を楽しみたいとなると、やはり九州や沖縄といった南国の海が気になる方が多いのではないでしょうか。
特に鹿児島県沖の奄美群島周辺は、水質の良さはもちろん晴れの日が多く、年中旅行客の絶えないスポットとしても知られています。
本記事ではそんな奄美群島の中から、夏だけでなく冬でも海を楽しめる「与論島」についてご紹介します。
11月・12月・1月に行く場合のおすすめアクティビティや観光スポットをチェックし、旅行を成功させるための参考にしてみてはいかがでしょうか。
与論島で11月・12月・1月に楽しめるアクティビティとは?
与論島では、夏だけでなく冬でも海を使ったアクティビティが人気です。
特に美しい海を存分に楽しむのならば、ウェットスーツを着用してダイビングに挑戦してみるのはいかがでしょうか。
経験者の方が満足いくまで海に潜れる「ベテランコース」はもちろん、初心者の方でも安心して潜れるコースが多数用意されています。
ダイビングを担当するのは地元でも屈指のベテランダイバーたちであり、海に潜るのが初めての方や、うまくできるか不安な方でも気軽にチャレンジできるでしょう。
南国ならではの生き物が多数生息しており、運が良ければウミガメに出会えるかもしれません。
また、年中暖かく過ごしやすい気候であるため、「ウインドサーフィンの聖地」とも呼ばれる与論島。
ウインドサーフィンとはサーフボードに帆が付いており、風の力を使って進むマリンアクティビティの一つです。
自力で波にのるサーフィンが難しいと感じる方でも、良い風が吹いている日のウインドサーフィンならば、波と一体化しながら心地良い風を感じられることでしょう。
もちろんこちらも初心者向けのスクールが用意されているため、初めて挑戦する方でも安心して楽しめます。
海に直接入らなくても、その良さを最大限に楽しめるのが与論島の魅力です。
旅行の思い出を五感を使って楽しみたいならば、陸・海の両方から挑戦できる釣りはいかがでしょうか。
陸からコツコツと釣果を狙うも良し、船で沖に出て大物を狙うも良し、自分なりの楽しみ方ができるアクティビティです。
海釣りのツアーに参加すると、地元の漁師が釣れやすいスポットまで船を出してくれるため、初心者の方でもしっかり魚をゲットできるでしょう。
お気に入りの竿を持参する方もいれば、餌込みのレンタル品を使う方もおり、手ぶらで挑戦できるのも魅力的です。
与論島といえば、幻とも呼ばれる絶景が楽しめる「百合ヶ浜」が有名です。
潮の満ち引きによって、大金久海岸沖合いに現れる百合ヶ浜は、全国から旅行者が訪れる人気スポットの一つです。
行くには船で海を渡らなければならず、昼間に行く場合は4月から9月の間がベストシーズンとなるなど、行ける期間が限られている点に注意しましょう。
11月・12月・1月の与論島旅行では必ず百合ヶ浜へ行けるとは限らないものの、天候やタイミングによっては現れる可能性があります。
あまり期待せず、「行けたらラッキーだ」程度の感覚で挑戦してみてはいかがでしょうか。
関連記事:与論島の絶景百合ヶ浜|魅力や出現予定について解説
与論島の11月・12月・1月に訪れるべき観光スポット
与論島旅行といえば夏をイメージしますが、11月・12月・1月であってもしっかりと楽しめるスポットがたくさんあります。
今回はその中から3つのスポットをピックアップし、それぞれの魅力をご紹介します。
また、与論島は観光シーズンをメインに営業しているところも多く、不定休のお店がたくさんあります。
旅行を予定している日にお店が営業しているかどうか、事前に電話で確認してから訪れると安心です。
ゆんぬ・あーどぅる焼窯元
与論島に生えている南国の植物であるソテツやヤシ・ガジュマル、そして流れ着いた海藻やサンゴなどを練り込み、独自の繊細な焼き上がりが特徴の陶器がずらりと並ぶお店です。
本州では見られない繊細な色合いは、お土産としても活躍してくれるでしょう。
1日1組限定で利用できる貸別荘「星乃夜(ほしのや)」も、地元の良さがふんだんに詰め込まれた素敵な空間を楽しめます。
島有泉
奄美群島にだけ作ることが許されており、その希少性と独特の風味がお酒好きの心をつかむ名酒「黒糖焼酎」
この中でも、有村酒造の作る与論島で唯一の黒糖焼酎「島有泉」は、お酒を飲む方ならば一度は試してほしい人気の一品です。
口に含むと海からやってくる潮の香りと、サトウキビ由来の黒糖がふんわりと広がり、どこか洋酒にも似たオシャレな雰囲気を感じることでしょう。
おつまみと一緒に楽しむのはもちろん、和洋中いずれの食事とも合うため、特別な日のお供として選んでみてはいかがでしょうか。
与論民俗村
古くから使われてきた与論島の建物や道具をそのまま展示し、歴史を感じられる資料館です。
昔ながらの生活文化を目で見て知るだけでなく、芭蕉布織りなどを通して身をもって体験できるのも魅力的です。
与論島ならではの手作りアクセサリーや民芸品・伝統食などもずらりと並んでいるため、旅行の思い出としてお気に入りのお土産を選ぶのもおすすめです。
与論島の12月の平均気温は?
与論島の12月は平均気温約18℃、最低気温は約15℃と過ごしやすい気温が特徴です。風のない日であれば、長袖+アウター1枚で十分に過ごせるでしょう。
屋内スポットをメインに回る場合や、現地でレンタカーを借りて巡る場合などは、外と内で服装を調節できるように準備していきましょう。
外のアクティビティをメインに行う場合、与論島は風が強く吹く日が多いため、実際の気温よりも寒く感じる点に注意が必要です。
特に濡れるアクティビティなどを行う場合、タオルや替えの衣類を多めに持っていき、風邪を引かないように注意しましょう。
厚手のコートとまではいかないものの、アウターが1枚あると安心です。
関連記事:与論島のおすすめホテルをご紹介!高級部門3選と格安部門3選
与論島に11月・12月・1月に行く場合の服装はどうすればいい?
11月・12月・1月の与論島旅行では、先ほどもご紹介したように体感温度が低くなるため、気温だけで服装を判断する際は注意が必要です。
長袖のインナーをメインに、寒い時は風を通さないアウターを羽織るのがベストといえるでしょう。
荷物が多くなるのが気になる場合は、アウターを着て過ごすようなコーディネートを組むのもおすすめです。
また、11月・12月・1月とはいえ日差しが強い日も多く、長時間外にいることで日焼けをしてしまう場合があります。
普段は夏場のみ日焼け対策を行う方も、与論島を訪れる際は日焼け止めを持っていくと良いでしょう。
日傘やUVカット機能付きの帽子など、日焼け止め以外のアイテムを使うのもおすすめです。
日焼け止めが苦手な方は、飲む日焼け止めなどで体内からケアをする製品も役立つでしょう。
与論島の海は11月・12月・1月に泳いでも大丈夫?
「11月・12月・1月は海に入れない」といったイメージも強いですが、与論島では冬であってもダイビングが可能です。
もちろん水着で入ると水の冷たさによって体調が悪くなる可能性があるため、必ずウェットスーツを着用し、ダイビングが許可されたスポットで行うことが大切です。
夏は与論島の北側を中心にマリンアクティビティを楽しめますが、冬の場合は季節風の影響が強いため、南側でダイビングをするのがおすすめです。
夏とは異なる魚がいたり、冬にしか見られない景色を楽しめたりと、11月・12月・1月ならではのダイビングが体験できるでしょう。
特に「マクロ生物」と呼ばれる小さな生き物がたくさん見られるため、敢えて冬を狙ってダイビングを楽しみに来るベテランダイバーも多いのです。
また、運が良ければ大型の回遊魚に会える可能性があるのも与論島の魅力です。
下記のダイビングスポットは冬でも安全にダイビングを楽しめるとして人気のため、与論島を訪れる際はチェックしてみることをおすすめします。
与論島の主な冬のダイビングスポット
ここで、与論島で冬でも楽しめるダイビングスポットと、そこでよく見られる生き物を紹介します。
- 長崎の塔:ギンガメアジの群れ、磯マグロの回遊など
- マーメイドロック:ヒメニラミベニハゼ、ヨコシマニセモチノウオ、フチドリハナダイ、カスミチョウチョウウオなど
- ヨロン・コロン:イセエビ、クマザサハナムロなど
- キャニオン:クマザサハナムロ、ホウセキキントキ、エビやカニなど
- その他:ハナビラクマノミ、ベニゴンべ、テングカワハギ、オウゴンニジギンポ、ゼブラハゼ、ウミウシなど
関連記事:与論島で体験できるアクティビティを紹介|予約の取り方や料金について
まとめ
11月・12月・1月の与論島は、冬でもダイビングや釣りなどのマリンアクティビティが人気のおすすめ観光スポットです。
夏に比べて観光客が少ない分、どこで何をするにもゆっくりと時間に余裕をもって楽しめるでしょう。
初めて与論島を訪れる方はもちろん、夏に来たことがある方にとっても、一味違う夏ライフを楽しめるはずです。
特にダイビングが好きな方や、一度経験してみたいと思っている方は、冬の与論島で様々な魚が泳ぐ姿を楽しんでみてはいかがでしょうか。
その他にもゆっくりと釣りをしながら島の人と会話をしたり、レンタカーを借りて島をドライブしたりするのもおすすめです。
日頃の忙しさを忘れ、ありのままの自然に身体を委ねながら、心癒される1日を体験してみてはいかがでしょうか。